子どもにスマホを安全に正しく利用してもらうためには、
どんなルールが必要なのでしょうか？
子育てエールプログラム会員を対象に「初スマホモニター」を募集しました。
対象となった、小学生高学年のお子さまを持つ安部家、西田家の2家族にモニターとしてスマートフォンを3週間使用してもらい、
「どんなルールをつくったのか？」「やってみてどうだったか？」についてインタビューしました。
前半は、実際に2家族が決めたルールを紹介しながら、
ルールづくりの際に気をつけたいポイントをラビットくんが解説します！
安部家の場合
安部ママ・Nちゃん
利用時間
安部ママ
我が家はまず「時間」について決めました。スマホを使っていい時間は、平日、休日ともに21時まで。使う場所はリビングで。「勉強中・食事中は触らない」「ながらスマホはしない」という約束もしました。
英雄ラビット
ダラダラ使ってしまわないように、最初に時間や場所を決めておくのは大事なポイントだね。
アプリ
英雄ラビット
利用するアプリやSNSを最初に決めておくと、不用意な課金や容量の使い過ぎ、SNSでのネットトラブルのリスクを減らせるよ。
危険から身を守る
安部ママお金がかかるアプリを使う場合は事前に相談する」「フィルタリングサービスを利用する」「パスワードは親が管理する」などの基本的なルールについては、一通り採用しました。
オリジナルルール
安部ママ「学校には持って行かない」というルールも話し合って決めました。
英雄ラビット
危険から身を守るためのルールに加え、「学校には持って行かない」というオリジナルルールを追加。学校内で起こるトラブルが防げる、より安全に使えるルールになったね
安部ママ・Nちゃん
安部家は使用時間は21時までで、「学校に持っていかない」というオリジナルルールも作ったんだね。「あんしんフィルター」というフィルタリングサービスで、利用時間帯を制限することもできるんだ！
次は西田家のルールづくりも見てみよう！
次は西田家のルールづくりも見てみよう！
西田家の場合
西田ママ・S君
利用時間
西田ママ
ウチも平日の使用時間については21時までにしました。休日は22時までOKということにしています。使っていい場所はリビングと和室、それから塾の帰りと祖父母宅など。「勉強中・食事中は触らない」「ながらスマホはしない」というルールも最初に決めました。
英雄ラビット
休日は1時間スマホを使える時間が長いんだね。休日は少しのんびり使えそうだ！
危険から身を守る
西田ママ
「知らない人に連絡先を聞かれても答えない」とか「人の悪口や噂話は投稿しない」とか。「自分を含む家族や友だちの個人情報がわかるような情報は投稿しない」ということもきちんと約束しました。
英雄ラビット
個人情報がどんなところから洩れてしまうのかを、詳しく説明しておくことも大切。友だちの名前や学校名、住所がわかってしまうような情報をうっかり投稿しないようによく話しておこう。
オリジナルルール
西田ママ
私たち親子は、スマホばかりに気を取られないように、「宿題や明日の準備が終わってから使います」「やめなさいと言われたらすぐに使うのをやめます」という独自ルールも設けました。
英雄ラビット
家以外にも、塾の帰りと祖父母宅では使えるルール。「宿題や明日の準備が終わってから使います」「やめなさいと言われたらすぐに使うのをやめます」というオリジナルルールを追加することで、利用タイミングをより具体的に設定できているね！
西田ママ・S君
安部家、西田家ともに、使用時間や場所だけでなく、使うタイミングや個人情報への配慮まで、幅広いルールを決めてから使い始めていたね！「子どもは後からルールを追加できない」と、座談会で先輩ママが言っていたよ！事前に決めることがポイントだね！
スマホのルールを事前に決めることは、親子それぞれの考えや、どのような使い方をするのが良いのか一緒に確認できるので、安心してスマホを使うための最初のステップとしてとても大切なんだ！
また、スマホルールを家族みんなが確認できるところ（リビング等）に貼ると、いつでも確認できるよ！
勉強との両立、スマホのマナーや危険性もきちんと話し合って、それぞれの家庭に合ったルールを決めよう！
家庭でスマホルールを作ってみよう
後半は、「使ってみての感想」や
「反省点、よかったところ」などを紹介します。
お楽しみに！
