今月のコラム
2024/11/1 NEW!
「KDDIスマホ分解教室」のポイントをクイズで学ぶ! 親子でSDGsについて考えよう!
今、地球は、気候変動、感染症といったさまざまな課題に直面しています。「このままでは地球が住み続けられない環境になってしまう……」。そんな強い危機感から、2015年、国連で、SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)が採択されました。「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」「気候変動に具体的な対策を」といった2030年までに達成すべき17のゴール(開発目標)が、具体的に設定されています。ひとり一人がSDGsの達成を目指して、小さなことでもよいから行動を起こすこと。それが、地球環境の改善や、よりよい社会をつくることにつながるのです。
KDDIも、「少しでも暮らしやすい環境づくりに貢献したい!」「安心で豊かな社会をつくりたい!」という思いのもと、積極的にSDGsに関する活動を展開中。携帯電話のリサイクルや途上国への貢献、次世代人材の育成事業などに取り組んでいます。
今回は、その取り組みの一環でもある「KDDIスマホ分解教室」で学ぶポイントを、クイズ形式でご紹介! ぜひ親子でクイズに挑戦しつつ、一緒に、SDGsについて考えてみてくださいね!
もくじ
Q1. 使い終わったスマホは、どのぐらい再利用されるでしょう?
- ①10%
- ②60%
- ③99%
使い終わったものを捨ててしまうのではなく、その素材を再利用して、もう一度資源として生かすことを、「リサイクル」と言います。ペットボトルや牛乳パックなどがその代表例ですが、スマホもリサイクルできるんです。
KDDIでは要らなくなったスマホをショップなどで回収し、中身を分解、加工し、新たなスマホとして再利用する取り組みを行っています。
機械ではなく「手分解」することで、回収したスマホのなんと約99%を再利用することが可能に!つまり答えは③!
手間はかかりますが、資源の有効利用や廃棄の際に出るCO2の抑制にもつながり、結果的に地球環境を守ることにつながります。
「機械破砕した場合、再資源化は約70%なんだって!
手分解だからこそ、約99%もの資源を再利用できるんだね!すごい!
ちなみに、SDGsの達成度は国ごとにポイントとして見える化されていて、国別ランキングとして公表されているんだよ。
日本のSDGs達成度は、国連に加盟している193か国中18位だそう。1位はフィンランドなんだとか!
Q2. スマホ1台に含まれている希少金属はいくら分でしょう?
- ①10円
- ②100円
- ③1,000円
スマホには「レアメタル」が含まれています。世界中で採れる量が非常に少なく、希少な金属をレアメタルと呼んでおり、高度な技術製品に欠かせない材料なのです。スマホの基板には金・銀・銅・プラチナ・パラジウム、バッテリー部分にはコバルト・ニッケル等のレアメタルが含まれています。
ちなみに、スマホ1台から採れるレアメタルは数㎎程度。金額にすると約100円分程度の価値があるんですよ。つまり答えは②!
このレアメタルの多くはアフリカ諸国で採取されており、写真のようにレアメタル採取のために子どもたちが過酷な環境での労働を強いられています。スマホをリサイクルすることはレアメタルの有効活用とともに、アフリカなどの途上国の子どもたちを過重労働から守ることにもつながるんです。
スマホリサイクルの取り組みが、地球環境の保全だけでなく、途上国への貢献にもつながっているんだね!
「KDDIスマホ分解教室」ってなに? 参加者の感想は!?
夏休み応援企画の抽選特典第1弾として開催された「KDDIスマホ分解教室」。本イベントでは、参加者が自らの手でスマホを分解。リサイクルに関するクイズや専門家によるレクチャーを交えながら、楽しくSDGsについて学ぶことができるようになっています。 実際にイベントに参加したお子さまは、全員「とても楽しかった」そう! 保護者のみなさまからも大満足の声をいただきました!
お子さまの声
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- “スマホを分解する”なんてなかなかできないから貴重な体験だな!
- 改造してるみたいでとっても楽しい!
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- スマホの中にはこんなパーツがあるんだね!
- カメラレンズってこんな色しているんだ!
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“スマホを分解する”なんてなかなかできないから貴重な体験だな!改造してるみたいでとっても楽しい!
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スマホの中にはこんなパーツがあるんだね!カメラレンズってこんな色しているんだ!
保護者の声
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子どもの好奇心を刺激することができました。子どもがまじめに作業する姿が見られて嬉しかったです。
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家ではできない体験ができ、よい記念になりました。夏休み自由研究のよいネタにできそうです。
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子どもの視点を通じて、スマホ部品やSDGsに関心を持ちました。
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分解作業が楽しかったのはもちろん、リサイクル率が99%であることや、社会貢献としてこのような取り組みをしていることが知れてよかったです。
スマホを丁寧に分解することで、希少金属の有効活用ができて、新たな製品に生まれ変わるなんて知らなかった! 家で眠っている使わなくなったスマホやケータイは、早速ショップに持ち込んでリサイクルしてもらおうっと!
みんなも身近にある「モノ」のリサイクル、リユースについて、ぜひ一度親子で話してみてね! 一緒にみんなで優しく暮らせる社会を目指していこう♪
【実施イベント概要】
KDDIスマホ分解教室
開催日:2024年7月28日(日)
場所:LINK FOREST(東京都多摩市鶴牧3-5-3)
参加者数:17組34名様
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夏休み応援企画第2弾・第3弾の様子はこちら!
<第2弾>未経験者・初心者向けサッカー教室イベント
<第3弾>一緒に未来を考えよう 未来の都市アイディア大募集
イラスト(ラビット):上大岡トメ